特別展 やまと絵
東京国立博物館 平成館 2F で開催されている
特別展 やまと絵 を鑑賞しました。
会場は、
序章 伝統と革新
第1章 やまと絵の成立
第2章 やまと絵の新様
第3章 やまと絵の成熟
第4章 宮廷絵所の系譜
終章 やまと絵と四季
と 分かれています。
平安時代は、絵巻物が現存しており、着色も残っていることに、感銘しました。
また、片輪車蒔絵螺鈿手箱(かたわぐるまえまきえらでんばこ) の展示があり、波間を車輪が浮き沈みしている洗練された図柄で、当時の技術の高さがうかがえました。
鎌倉時代は、物語の絵巻物や源頼朝像のような緻密な描写の絵が特徴的でした。
室町時代になると、絵巻物の色彩も鮮やかに残っていました。
創造上の生き物を描いた絵もあり、ユーモラス感があり、楽しめます。
日本の四季が盛り込まれており、日本独特の気候や日本人の特性により
生み出されたものすべてをいつまでも更生に残していきたいと、切に思います。